2014年の韓国の温室効果ガスの排出量が、18年ぶりに前の年に比べて減少したことがわかりました。
国務調整室の温室ガス総合情報センターによりますと、2014年1年間、韓国が排出した温室効果ガスは6億9000万トンで、前の年の2013年に比べておよそ600万トン、0.8%減少しました。
温室効果ガスの排出量が前の年に比べて減少したのは、18年前の1998年以来です。
韓国の温室効果ガスの排出量は、2010年6億5600万トン、2013年6億9600万トンに上るなど、1998年を除いて毎年増加してきました。
これについて温室ガス総合情報センターは、2014年から原子力発電所からの電気の生産量が増加した一方、温室効果ガスの排出が多い火力発電所からの電気の生産量が減少したためと分析しています。