韓国では各地の農家で病原性の高いH5N6型鳥インフルエンザの感染が確認され、26日午前0時から48時間、全国の家禽飼育場と関連輸送機関について家禽の移動を禁止する措置が取られましたが、その後も感染が疑わしいとの届出が出ています。
忠清北道陰城郡の養鶏場では27日、鶏200羽が死んでいるのが発見され、簡易検査の結果、陽性反応が出ました。
忠清北道陰城郡では16日以降、複数のアヒル飼育場でH5N6型鳥インフルエンザの感染が確認されていますが、鶏にまで感染が拡大するのではないかと憂慮されています。
これまで全国の13の市と郡で感染が疑わしいとの届出があり、そのうち九つの市と郡でH5N6型鳥インフルエンザの感染が確認され、合わせて61の農家で131万羽のアヒルと鶏が殺処分されました。
一方、首都圏の仁川にある動物園は、感染拡大を予防するため一般公開を一時中止することにしました。