朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件で、検察は大統領に対して、29日までに対面で事情聴取に応じるよう求めていますが、朴大統領の弁護人は28日、「捜査に協力できない」として、拒否する姿勢を重ねて強調しました。
検察は、崔被告ら関係者4人の起訴状に朴大統領の共謀関係を明記、朴大統領を被疑者として立件し、29日までに対面で事情聴取に応じることを求めています。
これに対して、ユ・ヨンハ弁護士は28日午後、メディア向けの報道文を発表し、「特別検察官の任命など、政局の混乱を収拾するため、29日の検察の捜査に協力することは困難だ」と述べました。
これに先立ってユ・ヨンハ弁護士は20日、検察の捜査結果に反論し、検察の捜査には一切応じない方針を明らかにしています。