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政治

与党の朴槿恵派も「名誉ある退陣」申し入れ

Write: 2016-11-29 10:49:59Update: 2017-03-09 20:45:11

与党の朴槿恵派も「名誉ある退陣」申し入れ

朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件で、朴大統領に近い与党・セヌリ党の主流派重鎮が28日、朴大統領に対し、自ら退陣を表明するよう申し入れました。
複数の与党関係者が明らかにしたところによりますと、朴大統領に近い与党・セヌリ党の朴槿恵派の議員グループが28日に会合を開き、朴大統領に対し「名誉ある退陣」を勧めることで意見をまとめ、青瓦台の政務主席秘書官を通じて朴大統領に自ら退陣を表明するよう申し入れたということです。
具体的な退陣の時期については申し入れなかったものの、早期退陣の必要性を説き、早いほど良いという意見を伝えたということです。
こうした動きについて、最大野党・ともに民主党は、「大統領は検察の聴取も拒否しているなか真意が疑わしい。弾劾に向けた動きをかく乱させるためのものだ」と批判しました。
一方、朴槿恵大統領は、朴槿恵派の重鎮が「名誉ある退陣」を促したことについて、「様々な意見を傾聴している」と述べたと、大統領府青瓦台が29日明らかにしました。
野党は、大統領に対する弾劾案の採決を早ければ2日に行うとしており、朴大統領としては、30日までに去就を決めるものとみられています。
朴大統領は、任期短縮や退陣について、大統領の任期を保障した憲法の精神に背くとして、否定的な見解を持っているとされ、退陣を拒否する可能性が高いものとみられています。

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