朴槿恵(パク・クネ)大統領の父親、故・朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領の生家が放火されました。
1日午後3時15分、韓国南東部の亀尾(クミ)市にある朴正煕元大統領の生家で火災が起きました。
火は、10分あまりで消し止められましたが、朴元大統領と元大統領夫人の遺影などがある追悼館が全焼しました。
この生家は、慶尚北道(キョンサンブクド)記念物第86号に指定されています。
警察によりますと、放火の疑いで48歳の男を現場で逮捕しましたが、男は「朴槿恵大統領が下野しないため、放火した」と供述しているということです。
現場では、「朴槿恵大統領は父親の顔に泥を塗らず自決せよ」と書かれた訪問録が見つかりました。
この男は、2012年12月にも大邱(テグ)市にある盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の生家にも放火していたということです。