ソウル市江南(カンナム)区のコエックス一帯が、ニューヨークのタイムズスクエアやロンドンのピカデリーサーカスのような、多様な屋外広告物が設置される「自由表示区域」に指定されることになりました。
行政自治部は1日、韓国で初めてとなる「自由表示区域」に、コエックス周辺のおよそ7万平方メートルの区域を指定したと発表しました。
「自由表示区域」に指定されれば、屋外広告物の種類や形、色、設置場所などの規制が解かれ、より自由な広告活動が可能になります。
江南区官民合同推進委員会は、この区域をソウルのランドマークにするために、大手芸能プロダクション、SMエンタテインメントの複合展示館、「SMタウン」などを活用して、韓流コンテンツを体験できる韓国最大規模の屋外メディア広場や休憩スペースを造るとしています。
またこの区域で、大晦日のカウントダウンなど多彩なイベントを行なう予定です。
政府は、今回の指定をきっかけに、ほかの地域も「自由表示区域」に指定する案を検討しています。