朴槿恵(パク・クネ)大統領にかかわる一連の疑惑を捜査するため国会から指名され任命された朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官は、2日、2014年4月16日に発生したセウォル号沈没当日の朴槿恵大統領の動静がはっきりしない、「空白の7時間」についても捜査する方針を明らかにしました。
朴英洙特別検察官は2日、メディアとのインタビューで、崔順実(チェ・スンシル)被告に国家機密が漏れていた問題と、「空白の7時間」は関連があるとしたうえ、「空白の7時間は青瓦台の綱紀にかかわる問題であり、当然、捜査対象になる」と述べました。
珍島沖の西海でセウォル号が沈没した当日の朴槿恵大統領の動静については、大統領府青瓦台が具体的な執務場所などに触れず、このためさまざまなうわさや臆測を呼んでいます。