来年度国防予算は、40兆3347億ウォン、およそ3兆9040億円に確定しました。
武器の取得及び開発のための防衛力改善費が12兆1970億ウォン、戦力維持のための戦力運営費28兆1377億ウォンなどです。
今年度に比べて4％増額されたもので、国防予算が40兆ウォンを超えたのは初めてです。
国会の審議の過程で、戦力運営費380億ウォン余りが防衛力改善費に転換され、戦力維持よりは防衛力改善に重点が置かれました。
一方、来年度予算では北韓の核やミサイルの脅威に対応するための韓国型ミサイル防衛体系構築のための予算、1兆7452億ウォンが編成されました。
国防部は韓国型ミサイル防衛体系の早期構築を目指して、関連予算7124億ウォンの増額を求めましたが、1668億ウォンの増額にとどまり、早期構築に支障が出るのではないかとの指摘もあります。