韓国の国民5000人が朴槿恵(パク・クネ)大統領の犯罪行為で精神的被害を受けたとして、朴大統領を相手取って損害賠償請求訴訟を起こしました。
故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の婿で、法務法人インガンの代表、クァク・サンオン弁護士は、国民5000人の代理人として、「朴大統領の職権乱用による犯罪行為で、大きな精神的打撃を受け、韓国の国民としての誇りを失うなど精神的被害を受けた」として、朴大統領を相手取って1人当たり50万ウォンの慰謝料を請求する損害賠償請求訴訟を6日、ソウル中央地方裁判所に提起しました。
クァク弁護士は、「朴大統領の違法行為は、単に政治的な責任の問題にとどまらず、国民個々人に対する民事上の違法行為に値する」と説明しています。