朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案採決日前日の8日、国会周辺など汝矣島(ヨイド)一帯では市民団体の集会が一日中続きました。
集会は、弾劾訴追案に賛成するかどうか、態度がはっきりしない与党セヌリ党の非主流派議員に圧力をかけるために行われました。
一方、市民団体と一部の野党議員たちが8日から9日まで国会本館前で開く予定だった「時局討論会」は、国会が認めなかったため、国会正門前で開かれました。
国会は8日、弾劾についての意思決定に影響する可能性があるとして、「国会敷地内での集会やデモは認めないが、自由な意思表示を保障するため、国会正門前での集会は、期限付きで認める」と発表しています。
9日、国会で弾劾訴追案の採決が進められる時間にも、集会やデモは続きそうです。