全国の小中高校でこの1週間、インフルエンザになった児童・生徒が前の週に比べて4倍急増したことがわかりました。
教育部が15日に発表した学生感染病監視情報によりますと、11月27日から12月3日の間、全国の小中高校でインフルエンザに感染した児童・生徒は8035人で、その1週間前にインフルエンザとなった1933人に比べておよそ4倍増加したということです。
こうした事態を受け、全国でインフルエンザに感染した児童を対象に登校中止措置を行っている小学校が増えているほか、現在、期末試験期間中の中学・高校では、インフルエンザの影響で生徒たちの成績にも影響が生じるものとみられています。
専門家によりますと、現在流行っているインフルエンザはA型ウイルスで、高齢者や免疫が低下している人には致命的なものになりうるため、必ず予防注射を打つ必要があるということです。