国連のアントニオ・グテーレス次期事務総長の政策特別補佐官に、韓国人女性、康京和(カン・ギョンファ)氏が任命されました。
政策特別補佐官は、新しく設置されたポストで、来年1月1日に就任するグテーレス次期国連事務総長が15日に任命したものです。
康京和氏は延世(ヨンセ)大学政治外交学科を卒業、KBS英語放送に携わったあと、国会議長国際秘書官、外交通商部長官補佐官を務め、2006年に国連人権高等弁務官事務所の副代表に就き、国連人道問題調整事務所の事務次長補を経て、ことし10月からグテーレス次期国連事務総長の引継ぎ準備委員会委員長を務めていました。
副事務総長には、ナイジェリアのアミナ・ムハンマド環境担当国務相が、事務総長秘書室長には、マリア・ルイサ・リベイロ・ヴィオッティ・ドイツ駐在ブラジル大使がそれぞれ起用されました。いずれも女性です。