経済的に困難な人々を助けるため、毎年年末に行われている募金キャンペーンによる寄付金が、ことしは去年に比べて半分以上減っていることがわかりました。
慈善団体の社会福祉共同募金会は、毎年、年末の11月21日から翌年の1月31日までの72日間、全国の17か所に募金箱を設置して募金キャンペーンを行っていますが、ことし11月21日から今月15日までの間に寄せられた寄付金は683億ウォンで、去年の同じ期間に比べて57%減少しました。
これについて社会福祉共同募金会は、最近、国内の政治状況が非常に混乱していることや、公務員やメディア関係者などに対して一定金額以上の接待や贈答品などを禁じる法律が、ことし9月から施行されるようになったことなどの影響で、寄付金が減少しているものとみられると説明しています。