政府が、来年の経済成長率の見通しを、これまでの3%から2%台に引き下げることを検討している模様です。
企画財政部などによりますと、政府は、29日までに2017年の経済政策方針をまとめる方針ですが、このうち、来年の経済成長率の見通しについて、ことし6月に発表していた3%から2%台に引き下げることを検討しているということです。
これについて関係者は、イギリスのEU=欧州連合からの離脱が決まったことや、アメリカの利上げ、韓国国内の不安定な政治状況などを受けて、来年の経済成長率の見通しを引き下げることが検討されていると説明しています。
政府は、来年の初めから予算の前倒し執行や、韓国電力公社、韓国土地住宅公社などの公企業への投資を拡大するなどして、国内の景気を回復させていく方針を示しています。