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政治

崔被告の初公判 起訴内容を全面否認

Write: 2016-12-20 11:03:54Update: 2017-03-09 21:03:57

崔被告の初公判 起訴内容を全面否認

朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友で、国政介入疑惑に絡み、職権乱用などの罪で起訴された崔順実(チェ・スンシル)被告の事実上の初公判が19日、ソウル中央地方裁判所で開かれ、崔被告は、朴大統領と共謀した事実がないとして、起訴事実を全面的に否認しました。
崔順実被告は、朴大統領と共謀して財閥企業に財団への資金拠出を強要したなどとして、職権乱用や強要などの罪で、先月20日に起訴されました。
19日に開かれた公判準備手続きは、本格的な公判に先だって争点を整理するためのもので、事実上の初公判に当たります。被告に出廷義務はありませんが、崔被告は自らの主張を積極的に表明するために法廷に立つことを決めたものです。
崔被告の弁護人は、「検察の公訴事実のうち8件が大統領と共謀したとのことだが、大統領と共謀した事実はない」として、「前提になる共謀がないため、罪は認められない」と主張しました。
また、崔被告が前大統領府青瓦台政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告と共謀し、鉄鋼大手・ポスコの系列広告会社の株式を不正に入手しようとしたとする起訴内容や、自身が経営する企業が能力もないのに財団から7億ウォンの研究費を受け取ろうとした詐欺未遂の罪についても否認しました。
19日は崔被告に加え、職権乱用などの罪で起訴された安鍾範被告、政府の機密文書を崔被告に渡したとして、公務上秘密漏洩の罪で起訴された大統領府・前付属秘書官のチョン・ホソン被告の公判準備手続きも行われましたが、2人とも欠席しました。
チョン・ホソン被告の弁護人は、朴大統領との共謀を含めて起訴事実をおおむね認め、被告が「大統領の意向に従った」と説明していると明らかにしました。
一方、安被告の弁護人は、起訴事実や大統領との共謀関係を全面的に否認しました。
公判準備手続きは29日にも引き続き実施されます。

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