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社会

鳥インフル ソウル大公園でオシドリを殺処分

Write: 2016-12-20 13:20:51Update: 2016-12-20 13:20:51

鳥インフル ソウル大公園でオシドリを殺処分

ソウル大公園の動物園で死んだコウノトリと飼育中のオシドリから、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認され、オシドリ8羽が殺処分されました。
ソウル市が19日明らかにしました。
ソウル大公園の動物園では、16日と17日にコウノトリ2羽が相次いで死に、死骸を国立環境科学院に送り精密検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5型」が検出されたということです。
同じ鳥舎で飼育していたオシドリやアフリカヘラサギ、クロトキなど18羽について検査したところ、天然記念物に指定されているオシドリ5羽から同じウイルスが検出されたため、オシドリ8羽を殺処分したということです。
ソウル大公園では、絶滅危惧種48種420羽を含めて、あわせて1300羽あまりの鳥を飼っていますが、全てについて糞を採取し、国立環境科学院に精密検査を依頼することにしています。
農林畜産食品部は、鳥インフルエンザに感染した鳥から500メートル以内にいた鳥については、殺処分するように指示していますが、ソウル大公園では絶滅危惧種や天然記念物を飼育していることから、今後の防疫対策については、農林畜産食品部や文化財庁、環境庁と協議を行って決めるということです。
ソウル大公園で、天然記念物または絶滅危惧種を殺処分したのは、今回が初めてです。
ソウル市は、鳥インフルエンザの拡散を防ぐため、ソウル大公園内のソウル動物園とソウルこども大公園の動物園を17日から臨時休園しています。

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