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政治

韓中 釜山で海洋境界めぐる局長級協議

Write: 2016-12-20 13:39:01Update: 2016-12-20 14:53:45

韓中 釜山で海洋境界めぐる局長級協議

韓半島西の海、西海の境界画定に向けた韓国と中国との局長級協議が20日、釜山(プサン)で始まりました。協議は、2日にわたって非公開で行われます。
この局長級協議は、去年12月に初めて開催された両国の次官級海洋境界画定会談での合意にもとづいて開催されるもので、両国のEEZ=排他的経済水域の境界画定に向けて幅広く協議しています。
韓中は、去年12月の次官級会談で、次官級会談を年1回、両国の持ち回りで開催するほか、局長級実務会議と専門分科会議を並行して行うことで合意しています。
韓国と中国は、沿岸から200カイリとする排他的経済水域が一部重なっていて、韓国は、両国の沿岸から等しい距離にある中間線をもとに境界を画定すべきだとしているのに対して、中国は、海岸線の長さなどに比例して画定すべきだとする立場を示しています。
両国間の主張に隔たりがあるため、協議は難航が予想されています。
韓国と中国は、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備をめぐって関係がぎくしゃくしており、今回の協議が非公開で行われるのも、こうしたことが背景にあるものとみられています。

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