韓国で25基目となる原子力発電所の新古里(シンコリ)3号機が20日、営業運転を開始しました。
蔚山(ウルサン)市蔚州(ウルジュ)郡にある新古里3号機は、韓国で設計された新型の「加圧水型原子炉」で、電力の生産能力は国内最大の140万キロワットに上ります。
また設計寿命は、これまでの原発より50%向上させ60年とし、耐震性能も震度6.5から震度7.0に強化しました。
年間の電力生産量は104億キロワット時で、これで韓国の原発の設備容量は、韓国の発電設備容量の22.1%にあたる2310万キロワットになりました。
新古里4号機も、来年上半期に運営許可を得て、来年末に完成する予定です。