がん患者の命を治療によってどのくらい救えたかを示す「5年相対生存率」が初めて70%を超えたことがわかりました。
保健福祉部と中央がん登録本部が20日、発表した「国家がん登録統計」によりますと、2010年から2014年までの間にがんと診断された患者の5年相対生存率は、70.3%で、初めて70%を超えたということです。
がんの部位別に見ますと、生存率がもっとも高かったのは、甲状腺がんで、続いて前立腺がん、乳がんの順でした。
生存率が低い順では、すい臓がんがもっとも低く、肺がん、肝臓がんの順でした。
一方、韓国人は、期待寿命の81歳まで生きる場合、がんにかかる確率が36.2%でした。
性別では、男性が期待寿命の79歳まで生きる場合、がんにかかる確率が38.7%、女性は85歳まで生きる場合、33.1%でした。