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社会

「帝国の慰安婦」の著者に 懲役3年求刑

Write: 2016-12-21 11:14:00Update: 2016-12-21 11:14:00

「帝国の慰安婦」の著者に 懲役3年求刑

慰安婦問題に関する著書「帝国の慰安婦」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大学教授に、検察は、懲役3年を求刑しました。
検察は20日、ソウル東部地方裁判所で開かれた結審公判で、「被告人は、元日本軍慰安婦について、売春をした、日本軍と同志関係であった、日本帝国による強制的な連行はなかったなど、虚偽の内容を著書に記述して歴史的事実を意図的に歪曲し、元慰安婦被害者たちの名誉を傷つけた」として、懲役3年を求刑しました。
これに対して朴教授の弁護人は、「被告人は意見表明をしただけであり、名誉棄損罪に該当しない。また、被告人が虚偽の内容を著書に記述したという検察の主張は事実ではない」として、朴教授の無罪を主張しました。
朴教授は、2013年に出版された著書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦について「自発的な売春婦」などと記述し、検察が元慰安婦らの刑事告訴を受理して去年11月、虚偽の内容で被害者の名誉を傷つけたとして名誉棄損罪で在宅起訴していました。
判決公判は、来月25日に開かれる予定です。

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