次の大統領選挙での投票率は、20代から40代までの投票率が、50~60代より高くなりそうです。
世論調査機関の韓国リサーチが今月9~10日にかけて、全国の19歳以上の成人男女1000人を対象に行った調査によりますと、「来年の大統領選挙に関心があるか」という質問に対して「ある」と答えた人が、20~30代で91.3%、40代で91.1%なのに対し、50代は83.6%、60代は76.8%でした。
なかでも、「とても関心が高い」と答えた20~30代は、2012年の調査では30%に満たない水準でしたが、今回の調査では20代で70.4%、30代で73.6%と、大幅に高くなっています。
選挙への関心が高まった理由については、朴槿恵大統領の弾劾を求めるろうそく集会が影響を及ぼしたとみられています。
一方、中央選挙管理委員会によりますと、ことし4月現在、全国の有権者のうち20~40代が2316万人、50~60代が1818万人だということで、20~40代の投票行動が次期大統領選挙の結果を左右するとみられています。