アメリカの利上げにもかかわらず、外国人投資家の韓国株の買い越しが続いています。
韓国証券取引所が22日、発表したところによりますと、外国人が保有している株式の時価総額は21日の時点で、465兆2450億ウォンで、これまででもっとも多かったことし9月30日の452兆6719億ウォンを12兆6000億ウォン上回ったということです。
外国人投資家は、韓国の株式市場で今月、9000億ウォンを買い越していて、ことしに入って今月までの買い越し額は、合わせて11兆1688億ウォンに上っています。
一般的に、アメリカが政策金利を引き上げ、ドル高になれば、外国人投資家は、為替差損を懸念して、資金を引き揚げますが、今回は、様相が違っていて、専門家らは、アメリカの利上げ以降、新興国への懸念が弱まり、割安となっている韓国株に魅力を感じて買い越しが続いているとみています。