新しい運転免許試験が、22日から施行されました。
韓国では運転免許を取得して間もないドライバーによる事故が増加しているため、警察庁は、ことし1月、運転免許試験の難易度を高めると発表し、新しい試験が22日に施行されました。免許試験の難易度があがるのは、2011年6月に運転免許試験の簡素化が行われてから5年ぶりのことです。
新しい試験では、2011年に廃止となった「T字コース」、「傾斜路停止後出発」の項目などが復活し、試験場内の走行コースが従来の2つから7つとなったほか、道路走行試験では、割り込み、方向指示器の操作など、乱暴運転を防止するための項目に高い点数が割り当てられました。
運転免許試験の難易度が難しくなったことで、これまで92%を超えていた運転免許試験合格率は、大幅に下がるものと予想されています。