政府と与党は、来年2月の補正予算編成を目指していくことになりました。
政府と与党が23日、会議を開いて決めたものです。
与党・セヌリ党の李賢在(イ・ヒョンジェ)政策委員長は、会議のあと記者会見し、補正予算の編成を進める理由について、「経済再生のためには財政の役割が非常に重要だが、来年上半期に予算の60%を執行しても十分でない恐れがある」と説明しました。
政府は、来年1月から3月までの第1四半期の状況を見守ったうえで、補正予算を組むべきとしたのに対し、大統領選挙が早期に行われる可能性があることなどから、セヌリ党は2月の編成を求めたということです。
補正予算の規模は決まっていないということです。
補正予算の編成が実現すれば、朴槿恵(パク・クネ)政権発足後、4回目となります。
また、政府と与党は、来年度予算案の30%以上を第一四半期に執行するなど、全体予算の60%以上を上半期に執行する方針を決めたということです。