朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する憲法裁判所の迅速な弾劾審判と、大統領の即刻退陣を求める週末の大規模集会がクリスマスイブの24日もソウル都心で行われています。
大統領を糾弾するソウルでの集会は、10月29日から毎週土曜日に開かれ、今回で9回目です。
集会は午後5時から光化門広場で開かれ、クリスマスイブに集会に参加した子どもたちのために、サンタの贈り物を贈ることにしています。
主催者側は、集会後、 大統領府青瓦台と憲法裁判所、国務総理公邸に向かうデモ行進を行う予定です。
裁判所の決定で、大統領府青瓦台と国務総理公邸の100メートル手前での集会と行進は夜10時半まで可能ですが、憲法裁判所前での集会は禁止になりました。
一方、朴大統領を支持する保守団体も光化門広場一帯で午後4時から9時まで朴大統領退陣反対集会を開くことにしており、双方の間で衝突が起きないよう警察が警戒に当たっています。