小規模の自営業者が、将来、事業の規模を中小企業以上に拡大する可能性について、国民の87.3%が否定的な見方を示していることがわかりました。
産業研究院が10月24日と25日の2日間、国民2564人を対象にアンケート調査したところによりますと、 小規模自営業者が将来、事業の規模を中小企業以上に拡大する可能性について、「難しいと思う」と答えた人は全体の87.3%を占めました。
また、「小規模自営業者のほとんどが倒産または廃業すると思う」と答えた人が全体の72.2%を占めたほか、「小規模自営業者の数が必要以上に多いと思う」と答えた人は全体の76.6%を占めました。
さらに、「小規模自営業者の間で過度な競争が繰り広げられていると思う」と答えた人は、全体の80.4%を占めました。
一方、「小規模自営業者は、韓国経済の活性化に大企業と同じくらいの貢献をしている」と答えた人が全体の62.2%を占めています。
これについて産業研究院は、「韓国の国民は、小規模自営業者の現状について否定的な見方を示しているものの、韓国経済に対する小規模自営業者の貢献度については肯定的な見方を示しているものとみられる」と説明しています。