旅客船セウォル号は潜水艦と衝突して沈没したとの主張が出ました。
インターネット上で匿名で活動する「ネチズン捜査隊」はこのほど、セウォル号は外部からの衝撃で沈没したとして、潜水艦と衝突した可能性が高いと主張しました。
ネチズン捜査隊は、梨花女子大学の教授とともに分析したとして、事故当時の海上交通管制センターのレーダーの映像を公開しましたが、セウォル号が沈没する前にセウォル号の6分の1の大きさの物体が現れ、10分後に姿を消しています。
ネチズン捜査隊は、海軍は事故海域の水深は37メートルに過ぎず、潜水艦は航行できないとしているが、セウォル号が沈没した場所の水深は50メートルで、潜水艦が十分航行できるとしました。
また、セウォル号は左舷船首部分が海底に埋まっている状態なので、衝突したかどうかを確認するためには、そのまま引き揚げるしか方法はないとしました。
一方、海軍は、事故当日、事故海域では作戦や訓練などは行われておらず、潜水艦と衝突したとする主張は根拠がないとしました。