高病原性鳥インフルエンザの感染拡大の影響で、卵の供給量が急激に減り、卵の価格がこの20年間でもっとも高くなりました。
韓国農水産食品流通公社（aT）によりますと、今月22日の時点で、卵30個入りの消費者価格は7037ウォンとなり、統計を取り始めた1996年以来もっとも高かったということです。
卸売り価格は30個入りが5511ウォンで、去年の同じ時期に比べて77%上昇しました。
こうした卵の値上がりは、高病原性鳥インフルエンザの感染被害が、採卵鶏農家に集中したことが要因とされます。
これまで殺処分された鶏の10羽に8羽は、採卵鶏でした。
農林畜産食品部の調べによりますと、高病原性鳥インフルエンザの感染拡大の影響で卵の生産量は普段より20%以上減っているということです。