次期大統領候補として取り沙汰されている国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、今月末で任期を終え、来年1月15日に韓国に帰国します。
関係者が26日明らかにしました。
それによりますと、潘総長は任期を終えたあと、在任中に支援を受けた人たちにあいさつし、1月15日に帰国するということです。帰国後はすぐに既存の政党に入るのでなく、韓国の飛躍のために活動する予定だということです。
また、この関係者は、潘総長が与党・セヌリ党に入党する可能性は低いとしたうえで、「抱擁的リーダーシップを強調していることからも、さまざまな政治勢力を軸に新しい政治を実現するために活動することもあり得る」と述べ、新党結成の可能性を示唆しました。
一方、潘総長が2005年と2007年に実業家から合わせて23万ドルを受け取っていたとする疑惑については、「法的対応を検討している」と述べました。