与党セヌリ党の議員29人が27日、集団離党し、仮称「改革保守新党」の結成を公式宣言したことで、事実上の4党体制がスタートしました。
与党セヌリ党と、最大野党・ともに民主党、国民の党、改革保守新党の与野党4党の院内首席副代表は28日、会同し、国会運営方法について議論しました。
セヌリ党が分裂したことで、「1与党3野党」の4党体制となったため、28日の会同では、常任委員会の議員定数と本会議場の議席配置などについての議論が行なわれました。
また、来年1月に設置される予定の国会の改憲特別委員会の構成問題や、来年2月の臨時国会での改革立法の処理についても意見が交わされたもようです。
一方、改革保守新党の朱豪英（チュ・ホヨン）院内代表は28日午前、ともに民主党の禹相虎（ウ・サンホ）院内代表を訪問し、午後には国民の党の朴智元（パク・ジウォン）院内代表を訪問する予定です。
改革保守新党は28日、国立ソウル顕忠院への参拝で公的活動を開始し、政策討論会など来月24日の新党結成に向けた準備に拍車をかけています。