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政治

保健福祉部前長官の逮捕状請求 特別検察官チーム 

Write: 2016-12-29 15:23:05Update: 2016-12-29 15:23:05

保健福祉部前長官の逮捕状請求 特別検察官チーム 

大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を捜査している特別検察官チームは29日、職権濫用・権利行使妨害の疑いで文亨杓(ムン・ヒョンピョ)前保健福祉部長官の逮捕状を請求する方針です。
これは特別検察官の捜査チームが請求する初めての逮捕状となります。
文亨杓前長官は去年、三星物産と第一毛織が合併した際、臨時株主総会で大株主の国民年金公団に対して賛成票を投じるよう強要した疑いなどが持たれています。
国民年金公団は保健福祉部の傘下機関で、文亨杓前長官は、国民年金公団に圧力をかけられる立場にあります。
国民年金公団は去年7月、三星物産と第一毛織の合併に対する賛否について異例にも議決権専門委員会を経ずに独自の意思決定を行っています。この2社の合併は、三星物産の大株主である国民年金公団にとっては不利になりますが、第一毛織の筆頭株主である三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長には有利に働くということで、論議を呼んでいました。
特別検察官の捜査チームは、三星が、崔被告が設立した2つの財団に寄付したのは、臨時株主総会で大株主の国民年金公団が賛成票を投じた見返りだった可能性があるとみて捜査を進めてきました。
一方、国会の国政調査特別委員会は、国会での聴聞会で「青瓦台から三星物産と第一毛織の合併に賛成するよう指示を受けたことは一切ない」と偽証したとして、文亨杓前長官と保健福祉部のホン・ワンソン元国民年金基金運用本部長を刑事告発しました。


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