ことし10月の労働者1人あたりの平均月収は、1年前に比べて4.5%増えたことが分かりました。
雇用労働部によりますと、ことし10月の時点で、従業員5人以上の事業場に務める従業員全員の1人あたりの平均月収は328万8000ウォンで、去年10月に比べて4.5%増えました。
雇用形態別でみますと、この期間の常勤労働者1人あたりの平均月収は348万1000ウォンで、1年前に比べて4.5%増加したほか、臨時や日雇い労働者の場合は149万3000ウォンで、2.4%増加しました。
事業場の規模別でみますと、従業員5人から300人規模の企業の場合、従業員1人あたりの平均月収は290万6000ウォンで、前の年の同じ時期に比べて3.1%増加したのに対して、300人以上の企業は484万1000ウォンで、7.2%増加しました。
従業員300人以上の企業の賃金が大幅に増加したのは、去年12月に行われた自動車関連産業の賃金交渉後の妥結額支給時期が、ことしは10月からに変更されたためとみられています。
これによって、ことし1月から10月までの労働者1人あたりの平均月収は、去年に比べて3.9%増えて339万4000ウォンとなりました。