国会が4党体制になってから初めて、4党の院内代表が30日会合し、来年1月に臨時国会を開くことや、与野党と政府による協議会を設置することなどで合意しました。
会合は、与党セヌリ党の議員29人が集団離党して、仮称「改革保守新党」の結成を公式宣言して事実上の4党体制となってから初めて開かれました。
このなかで、与党セヌリ党と、最大野党のともに民主党、国民の党、改革保守新党の与野党4党の院内代表は、来年1月に臨時国会を開き、9日から20日まで本会議を開くことで合意しました。
対政府質問はせず、常任委員会を中心に開いて、国民生活関連法案の審議に重点を置くとしています。
また与野党4党は、国民の生活に関わる懸案について議論する与野党と政府による協議会を設置し、積極的に協議することで合意しました。
さらに、29日に国会で設置が決まった改憲特別委員会を早期に発足させ、憲法改正に関する議論を本格化させていくことで一致しました。早ければ1月1日から委員会の活動が始まる見通しです。
丁世均(チョン・セギュン)国会議長は30日、「4党が協力し、国民の懸念を希望に変えられるよう、力を結集させなければならない」と強調しました。