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社会

大晦日も朴大統領退陣求める集会 10週で延べ1000万人

Write: 2017-01-01 10:36:41Update: 2017-01-01 10:38:23

大晦日も朴大統領退陣求める集会 10週で延べ1000万人

朴槿恵(パク・クネ)大統領の即時退陣を求める、2016年最後の大規模集会が大晦日の31日、土曜日、ソウル中心部など全国各地で10週連続で開かれました。
主催者の民主労総=全国民主労働組合総連盟などでつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動」によりますと、参加者はソウルで100万人に達したのをはじめ、釜山(プサン)、光州(クァンジュ)などで10万人、全国であわせて110万人が参加し、ことし集会に参加した人は延べ1000万人を超えたということです。
ソウルでの集会は、ソウル都心の光化門(クァンファムン)広場を中心に午後7時に始まり、自由発言とコンサートのあと、朴大統領の即時退陣と迅速な弾劾審理を求めて大統領府青瓦台や首相公邸、憲法裁判所に向かって行進しました。また市民らは、大晦日に鍾路の普信閣(ポシンガク)で行われる毎年恒例の「除夜の鐘突き」にも参加し、「朴大統領のいない新年を迎えることを望む」という意味の「送朴迎新」の横断幕を掲げて、鐘を突きました。
一方、こうした集会に対抗して朴大統領を支持する団体も、普信閣周辺で「弾劾反対」を掲げて集会を行いましたが、双方の衝突はありませんでした。
朴大統領の退陣を求める週末の集会は、国政介入疑惑が浮上した10月末から始まり、朴大統領の謝罪と早期退陣の約束を導き出したほか、朴大統領に対する弾劾訴追案が国会で可決されるよう後押しするなど、政局に大きな影響を及ぼしてきました。
韓国のマスコミは、こうした市民の力が、朴大統領と親友による一連の国政介入問題によって崩壊した民主主義を立て直したと評価しています。

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