元日の韓国は、ソウル周辺を除いた全国ほとんどの地域で晴れの良い天気となり、各地で鮮やかな初日の出が見られました。
1日の朝の最低気温は、氷点下5度からプラス4度と、いずれも平年を上回る暖かさで穏やかな元日となりました。
初日の出を一番早く見ることができる東海岸、慶尙北道蔚山（ウルサン）市の艮絶串（ガンジョルゴッ）にはおよそ3万人が、江原道江陵（カンルン）市の海岸にはおよそ10万人が集まりました。
そして、午前7時30分ごろ、オレンジ色に輝く鮮やかな太陽が水平線のかなたに現れると、大きな歓声があがり、家族や友達どうしで写真を撮りあったり、今年1年の願いごとをする様子が見られました。
一方、ソウル都心の南山にある八角亭（パルガクジョン）にも日の出前の午前4時ごろから初日の出をみようと大勢の人が集まりましたが、ソウルなど首都圏は残念ながら雲が広がり、鮮やかな日の出を見ることができませんでした。
初日の出の時刻は、鬱陵島（ウルルンド）が7時31分、蔚山7時33分、江陵7時40分、ソウル7時47分でした。