与党セヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)前代表が朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件の責任を取って、2日、セヌリ党に離党届を出しました。
朴槿恵大統領に近い主流派議員としては初めての離党となります。
李貞鉉前代表は、「党代表を務めた者として、すべての責任を取って離党する。セヌリ党の融和を祈る」と語りました。
セヌリ党では、印名鎮(イン・ミョンジン)非常対策委員長が、朴大統領に近い主流派議員に対して第一線から退くことを求める、いわゆる「人的清算」を進めていて、李前代表は、これに歯止めをかけるために自ら離党したものとみられます。
李貞鉉前代表は先月16日、党代表を辞任しています。