韓国の釜山が、アメリカの日刊紙「ニューヨークタイムズ」が選ぶ、ことし絶対に行きたい世界52か所に選ばれました。
ニューヨークタイムズは4日、「ことし絶対に行きたい世界52か所」の2017年版を発表し、韓国では釜山が48位で唯一入りました。
釜山を選んだ理由についてニューヨークタイムズは、韓国第2の都市で、国際映画祭のため「映画の都市」と知られているが、独立的なデザインで新たな観光名所となっていると説明しています。
また、釜山・田浦洞(チョンポドン)のカフェ通りについても触れ、「以前、工具の商店街だった場所が、いまでは、地元のアーティストの手工芸品を売る小さな店が並ぶ通りに生まれ変わった。釜山初の総合病院だった1920年代の建物も、雰囲気のあるカフェに変身した」と紹介しています。
52か所は、この新聞の旅行コーナーの寄稿者が推薦した数百か所の中から選ばれた旅先で、1位はカナダ全土が選ばれ、日本の大阪、中国の海南島なども52か所に入りました。
ニューヨークタイムズは毎年1月に、特集として「ことし絶対に行きたい世界52か所」を選んで、発表しています。