1人暮らしの高齢者世帯が、2050年には429万世帯に上るものとみられるという見解が出されました。
韓国国土情報公社が統計庁の資料を分析したところによりますと、韓国の人口は、2015年には5084万人でしたが、2030年は5221万人でピークに達したあと、2050年には4763万人に減少するものとみられるということです。
こうした中、1人暮らしの世帯は、2015年の517万世帯から、2030年には724万世帯、2050年は763万世帯に増加し、2050年には1人暮らしの世帯が全体の35%を占めるものと予想されています。
なかでも、1人暮らしの高齢者の世帯は、2010年は115万世帯でしたが、2050年は429万世帯に上るものとみられるということです。
これについて韓国国土情報公社は、高齢者の場合、定期的な収入源がなく、経済的に困難な状況に陥る可能性が高いため、1人暮らしの高齢者のための経済支援のための政策作りが急がれると指摘しています。