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社会

セウォル号沈没 依然として残る疑惑

Write: 2017-01-09 15:07:51Update: 2017-01-10 11:20:59

2014年4月に起きた旅客船セウォル号の沈没事故から9日でちょうど1千日を迎えました。
検察は事故から半年後に、過積載とバラスト水の操作、不適切な船体改造などで事故が起きたとする捜査結果を出しましたが、事故原因については、潜水艦と衝突したとする説や済州島の海軍基地に向かう鉄筋を積んでいたとする説など、いまだに様々な疑惑が残っています。
2015年1月には事故原因の究明に向けて特別法が施行され、セウォル号特別調査委員会が事故原因の調査に取り組みましたが、明確な事故原因の究明には至りませんでした。
こうした中で、7日には遺族や専門家が加わる「セウォル号国民調査委員会」が発足しました。
遺族らが主導して各種の疑惑を解明するためです。
一方、9日には各地で犠牲者を追悼する行事が行われます。
事故現場に近い南西部の珍島で追悼行事が行われるほか、修学旅行で多くの犠牲者を出した高校がある安山市では追悼音楽会が開かれます。
遺族からは事故原因の再調査を求める声も出ていて、再調査に向けてさらなる特別法制定が進むかどうかに関心が寄せられています。

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