与党セヌリ党を離党した非主流派による仮称「改革保守新党」は8日、24日に結成する新党の名称を「正しい政党」とすることを決めました。
新党に加わる議員は30人で、最大野党「ともに民主党」、与党セヌリ党、第2野党「国民の党」に続いて4番目の勢力です。
一方、第2野党「国民の党」は「正しい政党」に対する批判を控えていることが分かりました。
「国民の党」は、セヌリ党を離党した非主流派が新党結成方針を発表してから8日まで、60件の論評を発表しましたが、このうち38件は大統領を批判する内容で、新党に関する論評は1件に過ぎませんでした。
それも批判する内容ではなく、「清算に積極的に取り組むことを期待する」という内容でした。
一方、新党の「正しい政党」は、「国民の党」に関する論評は1件も出していません。
「国民の党」と「正しい政党」が相互批判を控えていることについては、次期大統領選挙を控えて、比較的劣勢にある二つの党が、支持率トップの「ともに民主党」の文在寅議員を牽制するための連帯の必要性をともに認識しているためだとする指摘もあります。