国政介入事件を捜査している特別検察官チームは、政権に批判的な芸術家や俳優らおよそ1万人の文化芸術界関係者のブラックリストを作成し、それに基づいて公的な支援を打ち切ったとして、前文化体育観光部長官の金鍾徳(キム・ジョンドク)容疑者ら3人を、職権乱用・権利行使妨害や国会聴聞会での偽証の容疑などで、12日、逮捕しました。
逮捕されたのは、金鍾徳容疑者のほか、前大統領府青瓦台政務秘書官の申東喆(シン・ドンチョル)容疑者、前文化体育観光部第1次官の鄭官珠(チョン・グァンジュ)容疑者です。
ブラックリストの疑惑をめぐって、逮捕者が出たのは初めてです。