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政治

中国初の安全保障白書 サード配備反対を明記

Write: 2017-01-12 15:29:00Update: 2017-01-12 15:29:00

中国初の安全保障白書 サード配備反対を明記

中国政府が11日、初めて安全保障白書を公表し、そのなかでアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備について反対する立場を明確に示しました。
中国政府は11日、初めてとなる「アジア・太平洋安全保障協力政策白書」を公表しました。
白書は、39ページにわたっており、この中で、「サードの韓国配備の問題」を「北韓の核問題」の次の項目として取り上げました。
白書は、「韓国へのサード配備は、地域の戦略のバランスを崩し、中国を含む域内の国々の安全保障を深刻に損ね、韓半島の平和と安定を守ろうとする努力にも反する」と強調しています。
その上で、「中国はサードの韓国配備に反対し、韓国とアメリカがこうしたプロセスを中止することを強く求める」としています。
一方で、韓半島の非核化の実現、韓半島の平和と安定の維持、対話と交渉による問題解決という3原則を再確認し、対話を強調するこれまでの立場を改めて示しています。

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