韓国の6歳以下の乳幼児の肥満率が、7年で2倍に増加したことが分かりました。
国民健康保険公団は12日、2006年から2015年まで健康診断を受けた健康保険加入者のビッグデータを分析し、「2016年肥満白書」を発刊しました。
それによりますと、2015年の乳幼児の肥満率は2.8%で、2008年の1.4%に比べて2倍に増加したということです。
性別でみますと、男児の場合、2008年に1.5%だった肥満率が2015年には2.7%に増加したのに対し、女児は、2008年の1.3%から2015年には2.9%と倍以上に増えており、女児の肥満率が男児を上回っています。
一方、成人の肥満率は、2015年は、2006年に比べて1.7ポイント増加した28.1%でした。性別でみますと、男性の肥満率は2006年の31.4%から2015年には35.4%に増加したのに対し、女性の肥満率は19%台で変化はありませんでした。
国民健康保険公団は、ことしから毎年肥満白書を発刊し、肥満対策に活用するとしています。