排ガスの試験成績書を偽造したなどとして、環境部からリコール命令を受けていたドイツの自動車大手、フォルクスワーゲンが提出したリコール計画書が、初めて承認されました。
環境部は12日、フォルクスワーゲンが去年10月に提出した小型SUV「ティグアン」2車種について、リコールを承認したと発表しました。
環境部は2015年11月、フォルクスワーゲンが韓国で販売した車両に不正なソフトウェアを搭載し、排ガス試験の成績書を偽造したとして、このエンジンが搭載された15車種、12万6000台をリコールするよう命令しています。フォルクスワーゲンはこれまで3回にわたりリコール計画書を提出しましたが、すべて却下となっていました。
環境部は、今回承認した2車種に続いて、残り13車種についても、 ことしの上半期中にリコールを承認するかどうかを決めるとしています。