去年下半期の韓国の食品物価上昇率が、OECD=経済協力開発機構の加盟国の中で3か月連続で上位3位以内となりました。
OECDが12日、明らかにしたところによりますと、韓国の食品物価上昇率は去年9月、前の年の同じ時期に比べて5.6%上昇し、34の加盟国の中で1位、10月には5.0%上昇して2位だったのに続き、去年11月にも、3番目に高かったということです。
去年、夏以降に食品物価が上昇したのは、猛暑のため白菜や大根などの農産物の価格が高騰したほか、水産資源が不足し、牛の飼育頭数が減少したためとみられています。
さらに、去年11月に確認された高病原性鳥インフルエンザウイルスの拡散で卵の供給量が大きく減ったため、去年12月の食品物価上昇率も大幅に増加するものと予想されています。