釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、日本政府が9日、一時帰国させていた長嶺安政(ながみね・やすまさ)駐韓日本大使と森本康敬(もりもと・やすひろ)釜山総領事を来週にも、帰任させるもようです。
日本の複数のメディアが13日、 政府・与党関係者の話として伝えたものです。
それによりますと、日本政府は当初から「一時帰国」としており、帰任時期を探っていたということで、駐韓日本大使を長期間、日本に滞在させることが賢明ではないと判断したようです。
また、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が13日、国会で公館前の少女像設置は問題があるとの認識を示すなど、韓国政府が事態打開を目指す姿勢を示したことも考慮したということです。