物価問題に関する関係閣僚会議が4年ぶりに開催されることになりました。
去年の夏の猛暑に続いて、鳥インフルエンザの感染拡大の影響で物価が急激に上昇する可能性があるという判断からです。
関係当局が16日、発表したところによりますと、柳一鎬（ユ・イルホ）経済副総理兼企画財政部長官は今月19日、物価問題に関する関係閣僚会議を開き、物価対策を点検するということです。
物価問題に関する関係閣僚が開かれるのは2013年2月以来です。
政府は、2011年7月から、異常気象による農作物の不作で物価が高騰したことを受けて、物価問題に関する関係閣僚会議を開いていましたが、物価が安定してきたことから2013年2月から開いていません。
今回、会議が再開されるのは、去年の夏の猛暑の影響で、白菜や大根などが値上がりしたのに続いて、最近、鳥インフルエンザの感染拡大の影響で、卵の価格まで急激に上昇するなど、消費者物価の上昇率が4か月連続で1%台となり、物価の上昇が続いていることが背景にあります。
企画財政部の関係者は、「旧正月を前に、物価が急激に上昇する恐れがあると判断し、関係閣僚会議を開くことにした」と話しています。