三星グループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(48)について、特別検察官が贈賄などの疑いで逮捕状を請求したことを受け、ソウル中央地方裁判所は18日、李在鎔氏を呼んで逮捕状の妥当性に関する審査を行いました。
崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を捜査している特別検察官は16日、 李在鎔副会長について、贈賄や横領などの疑いで逮捕状をソウル中央地方裁判所に請求しました。
これを受けて裁判所は18日午前10時30分から、李在鎔氏を呼んで逮捕状の妥当性に関する審査を行いました。
令状審査で特別検察官側は、李副会長が430億ウォン台の賄賂を供与しようとした犯罪の重大性を考慮し、李副会長を逮捕して調べることが必要だと強調しました。
これに対し、李副会長側は、特別検察官側が適用した嫌疑を全面否定し、李副会長は何かの代価を求めて崔被告一家を支援したわけではなく、三星グループの系列会社2社の合併も、崔被告一家を支援したこととは無関係だと主張しました。
審査の結果は、18日深夜または19日未明に発表される見通しです。