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政治

リッパート米大使 「帰国後も光州を手助けする」

Write: 2017-01-19 13:44:13Update: 2017-01-20 09:17:05

リッパート米大使 「帰国後も光州を手助けする」

任期を終えて20日、帰国するマーク・リッパート駐韓アメリカ大使が、18日、光州(クァンジュ)を訪れて、帰国後も5.18民主化運動に関連して協力できるよう努めると述べました。
5.18民主化運動は、1980年5月18日に、民主化を求めて光州の学生や市民が鎮圧軍部隊と衝突し、軍の発砲によって200人以上が死亡または行方不明になったものです。
リッパート大使は18日、光州の5.18記念公園を訪れました。
案内役を務めた5.18記念財団の関係者は、「37年が過ぎたいまも、5.18民主化運動に関する証拠などが新たに出てきている。政府が否認していたヘリコプターでの射撃も数日前に証拠が見つかった。5.18に関するアメリカの機密資料を入手できるよう、協力してほしい」と呼びかけました。
アメリカの資料には、発砲命令者や当時のアメリカの役割などの内容が盛り込まれていて、真実を解明するのに役立つとみられています。
またこの関係者は、1976年から1983年にかけてアルゼンチンを統治した軍事政権によって行われ、アメリカがほう助、黙認したとされてきた「汚い戦争」に関する資料の公開を決めたオバマ大統領の決断について触れ、光州も協力が必要だという内容の書簡をリッパート大使に手渡しました。
これに対してリッパート大使は、「帰国後も韓国、なかでも光州の民主化運動に関連した協力ができるよう努力する」と述べました。
リッパート大使は去年6月にも、光州を訪れ、5.18民主化運動当時、アメリカ大使館が国務省に送った資料などを探すのに協力すると話しています。

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