スマートフォンの過度な使用によって日常生活に支障をきたすいわゆる「スマートフォン依存症」の人が、 韓国では、全体の17.8%に上ることがわかりました。
未来創造科学部が、去年9月から3か月間、全国の3歳から69歳までのスマートフォン利用者2万4386人を対象にインタビュー調査を行った結果分かったものです。
「スマートフォン依存症」になると、スマホに触らないでいると強い不安を感じたり、ネット上での人間関係が密になるにつれ実生活での人との交流が減ってしまい、それが原因でうつ症になり、さらに、スマホの画面を見るため猫背になって肩こりや頭痛、血行不良を起こしたりたりします。
「スマートフォン依存症」の人を年齢層で見ますと、10歳から19歳までの青少年が30.6%でもっとも高く、3歳から9歳までの子どもが17.9%、20歳から59歳までの成人が16.1%、60歳以上の高齢者が11.7%などの順となっています。
未来創造科学部は、スマートフォン依存症の拡大を防ぐため、2月末までに対策をまとめる方針を示しています。